
新ブランド「CREVIA」の立ち上げに伴い結成された
「チームネクスト10」の5人が、伊藤忠らしさと
新ブランドの展望を語り合った。
当社のプランに「キッズクローク」というものがありますが、これはまさに「誰に向けて」が形になったものだと思います。2002年に私が担当した「ララヒルズ」で誕生したプランですが、このプランの完成にあたっては、主婦の方々とのモニター会議等を通じ、ここに住まう方がどんな暮らし方をするのだろう? ということを徹底的に議論しました。そんな中から「子供の成長に合わせた間取りの可変性」と「子供が自ら楽しんで片付けたくなる収納」をキーワードに、この「キッズクローク」というプランが生まれました。
今考えると、この「ララヒルズ」が当社にとって、ひとつのエポックメーキングなマンションになったと思います。その後の「港北ニュータウン・タンタタウン(03年)」「タンタタウン・アルボの丘向陽台(04年)」といったマンションも、同じ考え方で理論立てて提案することが出来ました。マーケットを見て、ターゲットとライフスタイルを想定して、生活空間を提案していく。モデルルームのプランから広告展開まで……という一連の大きな流れ、いわゆるコンセプトストーリーをお客さまにきちんと伝えることができたと思います。
ほかの会社では、何か決定するときに建築部長が判子を押してくれるだろうかとか、広告宣伝部長がOKをくれるだろうかといった悩みがあると聞きますが、当社ではそういったことを聞いたことがないですね。責任を負っているからこそ、現場の第一線が、自分たちがお客さまの思いを形にするんだという意志をもって取り組めるのだと思います。
今回の新ブランドについても、われわれがこれまで作ってきたイトーピアというブランドを変えるという認識ではなく、その上にCREVIAというブランドを積み上げていくというイメージを持っています。常に企業として成長を求められていると実感しています。




