| ・マンション建替事業 | ・ザ・コスギタワー | |
| ・フェイバリッチタワー品川 | ・ブランクレア代々木公園 |
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人の暮らしのストーリーをつくり続けた証…。 | |
| 激戦を勝ち抜く一枚岩の体制づくり。 | ||
| スタートはブレストのための合宿だった。 | ||
| 露天風呂でひらめいたローズガーデン。 | ||
| プロジェクト説明会の大成功。 | ||
| 人の暮らしのストーリーを住まいに。 |
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■人の暮らしのストーリーをつくり続けた証がここにある。 |
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| JR南武線と東急東横線が交差し都心へのアクセスに恵まれる武蔵小杉駅は、駅前の再開発が進み、いまや“小杉戦争”と呼ばれるほどタワーマンションの激戦区となっている。その中で『THE KOSUGI TOWER』は複数のデベロッパーが関わるJV(ジョイント・ベンチャー)物件の難しさを克服し、大きな成功を収めている。その理想的なコラボレーションの背景にあったものとは。 | 伊藤忠都市開発(株)都市住宅事業部 平井克幸 |
| 大規模開発、それもタワー物件となると携わる人員は膨れ上がる。自社の単独開発でも、セクションを超えた意志疎通は困難を極める。ましてや複数のデベロッパーが関わるJVプロジェクトでは、様々な場面でコミュニケーションの質が問われることは言うまでもない。川崎市の次世代を担う中核都市に位置づけられ、汐留再開発をもしのぐ約37haのスケールで注目される小杉駅前地区に誕生する『THE KOSUGI TOWER』は、JVでプロジェクトが進められた。「このプロジェクトは、ウチと東京建物さん、そしてジョイント・コーポレーションさんの3社によるJVです。複数のプロジェクトが混在する再開発エリアに誕生する物件ですから、当初からどこに何ができるというのが競合の存在も含めはっきりと見えているわけです。そうすると、駅から歩いて7分、他は駅すぐだよねとか、バラバラに意見を言い始めると、個々のファクターを分析する前に、人によって、部署によって、さらには会社によって、全然違う捉え方が独り歩きしてしまう懸念がある。競合が激しいだけに、ここではスタートからしっかりとした体制を固める必要があったんです」。平井克幸は語る。まずデベロッパー間が一枚岩にならなければ、施工会社や設計者、広告代理店など、外部のスタッフとスムーズな強力関係が築けないというわけである。 | |
| 「どんなマンションができるか。どんなマンションをつくりたいのか。ブレーンストーミングのための合宿がプロジェクトのスタートでした」。平井は語る。合宿は数回にも及んだ。植栽、外観はどうするかに始まって、「間取りは徹底的に凝りたい」「コンセプトは」「多世代が住める空間を」など、メンバーは思い思いの夢を語り続けた。「もう、何時間もぶっ通しで議論を交わしました。普段からみんな、こんなマンションをやりたいっていう夢があるんですよ。それをぶつけ合ったという感じ。もちろん立地の議論もありました。確かに、新しいマンションの中では駅から一番遠いハンディがある。ただ、駅から7分というのは、歩くには程よい距離ともいえる。しかも再開発の中では最南端で日当たりがいいし、南側に高い建物は絶対に建たない。これは売り物になるという、ポジティブな意志統一がなされました。とくにファミリー層には強力なアピールになるから、逆に単身者用の間取りはつくらず、ファミリー層やシニア層を中心にしたコミュニティをつくるつもりで計画しようと、議論が発展していきました」。 | ザ・コスギタワー |
| その結果、間取りプランには伊藤忠都市開発のこれまでの経験、ノウハウのすべてが凝縮された『パーソナルセレクト』が誕生した。生活スタイルから間取りを変えるとの発想のもと、従来のマンションでは考えられない380もの間取りプランが用意された。「家族の関係を大切に」「家族の個性を大切に」「癒しの時間を大切に」など、いくつかのテーマごとに間取りが計画されていった。「家族の関係を大切にした方には、廊下をなくしてどこにいても家族の気配を感じられる空間をめざしていきました。また癒しの時間を大切にする人には、これまでも人気の高いビューバスを用意。ガラス扉や調光付きダウンライトなど、設備でもワンランク上のくつろぎをめざしました」。さらに敷地内には7つのテーマにもとづくエリアが計画され、そのうちのひとつにローズガーデンが設けられた。花咲く季節にはバラの芳香でいっぱいになる庭園空間は、実は合宿時のアイデアでもあった。「露天風呂に入っているときに、誰かがバラの公園をつくろうと言い出したんですよ(笑)。ガーデンニングをテーマにした空間をとは話し合っていたのですが、結論が出ない。そんなときに浮かんだアイデアだったんです」。 | ![]() スカイラウンジ |
| そして、うれしい誤算が販売スタート前に訪れた。徒歩7分といえども、一番駅から遠い物件にもかかわらず予想以上の反響があったのだ。「とにかく早く反応が見たくて、まだモデルルームもできていないタイミングでプロジェクト説明会というのをやったんです。コンセプト設計や施工、プランニングなどについて、スライド一つで説明するだけの催しだったんですが、なんと1,000組近くの方に来ていただいたんです。あのとき、これはいけるというはっきりした手ごたえを感じました」。もう一つ各社の担当者が驚いたことがあった。「プロジェクト説明会の後に、何を一番評価したかというアンケートをとったんです。通常の大規模、それもタワーの場合だと、共用スペースの豪華さだとか、眺望だとかが多いんです。ところが『THE KOSUGI TOWER』の場合は、プランだったんです。380もの間取りプランが用意された『パーソナルセレクト』が絶賛されたんです。この部分は、私たちがこだわってきたところですし、独自のノウハウを活かした提案でしたから、うれしかったですよね」。 | ![]() フォーマルエントランス |
| 伊藤忠都市開発のマンションづくりは、ただ単に売れる箱をつくることではない。人の暮らしとはどのようなものなのか。そこに出発点がある。「格好よく言えば、人の暮らしのストーリーをつくっている自負があります」。そのこだわりこそが、今回の『パーソナルセレクト』であり、業界内では大きな注目を集めた『EDIT MADE“エディットメイド”』や『マルチスタイルセレクション』など、提案性の高いプランにつながっている。「JVの際に他社の担当者からよく聞かれるんですよ。『あのプランニングって、どうつくり込んでるの』とか、『ゼネコンとの折衝はどうやってるの』とかね」。そんなとき、平井は今までの苦労が報われた気分になるという。 | ![]() ローズガーデン |







