REPORT不動産投資セミナー2021年10月3日(日)開催
PROFILE シンガポールに10年間滞在。 その後、外資系銀行で専属ファイナンシャルプランナーを経て2011年当社を設立。実践的な情報を提供するために、自ら様々な資産運用も実践し、不動産は1棟8部屋所有。著書「58歳で貯金がないと思った人のためのお金の教科書」は5万部発行。
10月3日(日)、株式会社アルファ・ファイナンシャルプランナーズ代表の田中佑輝氏を講師に迎え、「将来のための資産づくりセミナー」を開催いたしました。今回は東京/ギャラリークレヴィア新宿の会場に加え、全国からの参加ご希望にお応えするためにオンラインでも同時開催。リアル・オンライン合わせてたいへん多くの方々にご参加いただき、今までにない規模での開催となりました。
本セミナーは不動産投資による資産づくり入門編です。今回の骨子は3つ。「不動産投資はどうやって利益を出すのか?」「不動産投資は他の投資と何が違うのか?」「不動産投資を始めるための準備」。入門編として基礎的な知識や投資全体のお話から始まり、専門用語を交えた分析の仕方を経て、物件の選び方へと話は進みます。今回のセミナーは特に物件選びについてのお話が興味深かったので、内容を少しご紹介させていただきます。
田中氏はもともと金融畑ご出身ですので株や債券などの金融商品に詳しく、また、ご自身でも実際に不動産投資を実践されているため、広範囲にわたって現実感を持ったお話が毎回大好評です。さらにご自身の会社は独立系ファイナンシャルプランナー事務所としては業界最大手で、経験や実績の多さとともに情報収集能力の高さは群を抜いています。そこで物件選びにおける“情報収集の重要性”の事例として、最新市場動向に基づくお話をご紹介します。
昨今のコロナ禍は不動産市場にも大きな影響を与えています。中でも、定着しつつある「リモートワーク」という働き方が住まい選びを大きく変えようとしています。在宅で仕事をされる方が増えるにつれ、通勤しやすさにこだわらないなら都心から離れ、駅から遠くても緑が豊かで広い家を選ぶ傾向が出てきているとメディアが盛んに報じています。しかし、ここで勘違いしてはいけないのは、これはファミリー中心の傾向だということ。最新の調査によると「20代・シングル・ワンルームユーザー」の約8割が週の半分以上出勤しているという衝撃的な事実が判明しました。このデータはつまり、不動産投資に向いたワンルーム物件は、コロナ禍の状況でも変わらずに通勤に便利な「都心近接・駅近」が好まれるということを意味します。
こ投資物件選びにおいては「駅近」は最優先事項であることに変わりはないようです。もちろん、物件選びの条件はこれだけではなく、新築・中古物件それぞれのチェックポイントや築年数や建物構造による「融資耐用年数」など様々な条件があります。基本的な知識をしっかり学んだ上で、実践への第一歩となる「物件選び」においては常に情報を収集し、現在の社会動向を正しく見極めることが大切だと教えていただいたように思います。
最後になりましたが、セミナー冒頭での田中氏の言葉をお伝えします。「今日のセミナーのゴールは参加者の皆さんが不動産投資の知識を得て、実践したいという意欲を持つ、そして実践する。その結果、このセミナーで学んだことを思い出しながら成功するというように、成功パターンを学んでいただくことが本題になります。」セミナーが始まる前に早々に“成功”という言葉をいただき、不動産投資への道へ力強く後押しされた感がありました。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。